闘病日記①
痛みに苦しみ誤魔化しながら、やっと手術まで辿り付きました。
本当は入院の日から退院までの闘病日記を書くつもりでしたが、さすがに気分になれず、手術を受けた後からスタートととしました。
11日に入院し、翌12日の午後から手術をうけました。
13時過ぎに手術室に入り、全身麻酔。
本当にものの数秒で何も記憶がありません。
手術を終えた時点で起こされたようですが、病室に運ばれる最中に呼吸が停止したらしく、病室で何度も名前を呼ばれ、目を閉じてしまう私を先生が呼び戻してくれました。
後で聞いた話ですが、かなり病室が緊迫感に包まれたじょうたいだったようで、部屋にいた娘が貧血で倒れたようでした。
いろいろ心配させてしまってごめんね。
手術では腫瘍がキレイに取れたようで、神経の脱落も無かった感じです。
まだ歩いてないので、何とも言えませんが、足は全て動くし、神経が麻痺した感じもありません、先生に感謝です。
しかし、術後の安静が何より苦しいです。寝返りも1人で出来ないため、看護師さんを呼んで手伝ってもらいます。
そのうえ、寝返りしてもそう楽にもなりません…
傷口が痛むため、痛み止めを飲んでいますが、我慢できなくなったら注射をお願いするつもりでいます。
しかし、医療に携わる人はすごいですね、本当に頭が下がります。
人の体にメスを入れ、治療をする。組み立て式のロボットじゃないから、人の体内なんて千差万別なのに、医師はすごいと思います。
看護師さんも本当に丁寧で優しく接してくれ、患者の気持ちに寄り添ってくれているのが分かります。
掃除のスタッフ、食事のスタッフ、コルセットのスタッフ、そんな皆んなのチームプレーで医療は成り立っているんだなと自分の目で確かめることができました。
普段、健康な時には何一つ感謝の言葉も心も示さない自分を思い反省…
今夜は睡眠薬を貰って寝ます、寝れないと夜が辛過ぎて…
明日はもう一歩元気に戻りたい、頑張ります。