大晦日に2020年を回想
今年はコロナに始まりました。
まだ、この頃は皆が「自分には関係ない・パンデミックになんかならない」と思っていたハズです。
もちろん、私もこんな状況になるなんて夢にも思いませんでした。
トイレットペーパーや各種ペーパー類、マスクや消毒液が店舗から姿を消し、皆が血相を変えて列をなしたり、他人を責めたり。
私も口にこそしなかったものの、心の中では「マスクしろ!」と言ったことがありました。
コロナウイルスの感染拡大は、ウイルス自体の恐ろしさ、人間の恐ろしさを知る機会となりました。
県を跨ぐ移動の自粛、宴席の自粛、ソーシャルディスタンス、マスクの着用、こんな窮屈な経験は生まれて初めてのことでした。
まだ大人はいいです、最大の犠牲者は子供達だったのでしょうね。
我が家においても、福井に下宿している長男、高校生の双子(長女と次男)も長期の自宅待機を経験しました。
車という移動手段を持たない者にとっては、非常に苦しい時期だったと思います。
そして、未だに出口が見えない状態。
会社はコロナの影響で大赤字、仕事がない、助成金をもらいながらの休業、給与カットに賞与カット。
5月と9月に従業員が病気で死亡、1人は同期入社の仲良しだった…
4月に頼りにしていた部長が人事異動で転勤し、あまりソリの合わない上司になりました。
何度かモメそうになりながらも、職場の仲間達に助けられ、なんとか一年を乗り切れました。
でも、2020年が終わっただけで会社は問題山積、年明けを考えると気が重い…
その一方で、神経鞘腫の術後1年が過ぎました。
病気をして健康の大切さを知り、痛みのない喜びを感じながら日々を過ごせたことは何より幸せでした。
窮屈な日々ではありましたが、仲間達と密にならないような茶会をしたり、カメラ片手に自転車で走り回ったり、それなりに楽しみながら来れたことが私の成功談。
まだ暫くは窮屈な時期は続くことでしょうが、なんとか出来ることやって、適度に楽しみながら過ごしていきたい。
高校3年の娘が書道部の書道展で「時代」という字を書いていました。
中島みゆきの「時代」です。
時代
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
コロナで苦しい思いをしましたが、そうやって話せる日が来ることを願って書いたそうです。
早くそんな時代が来ることを切に願いつつ、2020年最後のブログとします。
どうか皆さんも良いお年をお迎えください。
昨日の朝の虹
今朝の遊歩道からの眺め
夕方の遊歩道からの眺め